1950年、ヴァージニア州アーリントン生まれ。
35年以上に渡る演劇・映画・TVドラマの経験を持つ。また彼女は、オン・オフ双方のブロードウィエイで10回以上の主役を演じてきた。ブロードウェイではドラマ・デスク賞にノミネートされ続けており、オフ・ブロードウェイではその突出した業績によってオビー賞(その年にニューヨークで上演された、優れた舞台に与えられる賞)を受賞している。また、多くのテレビドラマにもゲスト出演してきた。映画では『クジョー』、『シビル・アクション』などに出演。また、映画『A Midwife's Tale』 では主人公を演じた。一人芝居『センス・オブ・ワンダー』での成功は、彼女のキャリアに花を添えることになる。過去18年間、世界中で『センス・オブ・ワンダー』を演じてきた彼女には、1999年、ボードイン大学からその素晴らしい演劇技能に対する栄誉博士号が与えられている。
カイウラニ・リーが執筆し演じている一人劇『センス・オブ・ワンダー』は、18年間もの間、世界中で演じられ続けてきた。教育・報道・環境などの会議において上演される人気行事ともなり、アメリカ国内の100以上の大学や高校、それに国連のアルベート・シュバイツァー会議、サンフランシスコのシエラクラブやアメリカ内務省150周年パーティーなどにおいて上演された。アメリカ以外でもカナダ、イギリス、イタリアなどで何度も演じられている。日本では、2005年の愛知世界万博で上演された。2007年5月、米国国会議事堂においてレイチェル・カーソンのメッセージを劇を通じて代弁した。