「インターネットとティーンエイジャーの特性はよく似ていると思う。現実とバーチャルの境目がないんだ。この映画のように全てが混じりあっている」と監督が語るように、本作は原作の世界と映画の世界、さらに現実世界にもつながって入り混じり、映画館を出た後でも、映画世界にアクセスできるようになっている。
"ジングル・ジャングル"
この映画の中に出演するトゥアネ・エジェルスのネットの中の名前で実際にFlickerに自分の写真をアップしている。映画では彼女自身が撮影した写真が使用されている。'Jingle Jangle'はボブ・ディランの「ミスター・タンブリンマン」の歌詞の中に出てくる言葉。
ジングル・ジャングルのFlicker
http://www.flickr.com/photos/uncolortv/
劇中の音楽
カネッペレの友人であるネロ・ヨハンが担当した。ヨハンもまたこの映画の舞台である町で生まれた25歳のミュージシャンだった。暗く苦痛に満ち、風刺がきいていてポエティックなヨハンの楽曲は、少年の内面の声やネットを愛する全ティーンエイジャーたちの声を代弁するかのようだ。ヨハンの楽曲は全て、無料ダウンロードすることができる。
ネロ・ヨハンの公式サイト(mp3を無料DLできます)
http://soundcloud.com/nelojohann
ネロ・ヨハンのMySpace
http://www.myspace.com/bangbangjesus
ボブ・ディランのライヴに少年を誘う"E.F"
劇中、少年のネットでの友達"E.F"はエズミール・フィーリョ監督の頭文字であり、少年は監督と対話していることになる。
エズミール・フィーリョ監督のTwitter
http://twitter.com/esmirfilho