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グザヴィエ・ドラン

1989年、カナダ、モントリオール生まれ。6才で子役としてデビューの後、2008年、自身の自伝的な短編小説を映画化した処女作『マイ・マザー/青春の傷口』の制作に乗り出す。母との関係に葛藤する少年の姿を描いた本作は、2009年カンヌ映画祭「監督週間」部門への出品を皮切りに、数々の賞を受賞。フランス映画界のアカデミー、セザール賞外国映画部門にもノミネートされるなど、高く評価された。

同年秋、同じ男性を好きになってしまった男女の奇妙な三角関係を描いた監督第二作『HEART BEATS』では、監督、脚本のみならず、プロデューサー、出演、編集、その他、衣装部門とアートディレクションの監修も務めるなど、多才ぶりを発揮。

2010年カンヌ映画祭「ある視点」部門に出品され、上映時には当映画祭ディレクターより「非常にエキサイティングな新世代の一人」と紹介された。2012年、23才にして本作『わたしはロランス』が再びカンヌの「ある視点」部門で上映されるなど、その気鋭ぶりが話題を集める。最新作は劇作家ミシェル・マルクブザール原作の『Tom a la ferme』。

◆webDICE:グザヴィエ・ドラン監督インタビュー
ロマンチックで、恐ろしいほどリアルな「愛」の描き方。(2013-09-06)

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『わたしはロランス』より

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左より、スザンヌ・クレマン、グザヴィエ・ドラン