メルヴィル・プポー/ロランス・アリア
1972年フランス生まれ。母親がキャスティング・ディレクターだったことから、子役としてラウル・ルイス監督作品に度々出演。その後学業に専念するが15歳の時ジャック・ドワイヨン監督作『15歳の少女』にて再デビュー。セザール賞の有望若手男優賞にノミネートされる。以後、主な出演作に『愛人(ラマン)』(92)、『エリザ』(95)、『夏物語』(96)、『ぼくを葬る』(05)『ブロークン・イングリッシュ』(07)『ミステリーズ 運命のリスボン』(12)などがある。
スザンヌ・クレマン/フレッド・ベレール
1969年カナダ生まれ。主な出演作に、TVシリーズ『Watatatow』、『 Jean Duceppe』、『Cover Girl』、『Les hauts et les bas de Sophie Paquin』、『Unité 9』、映画作品に『The Confessional』(94)、『C'est pas moi, je le jure!』(08)、『L'Audition』(05)、『Tromper le silence』 (10) などがある。グザヴィエ・ドラン監督作品への出演は『マイ・マザー/青春の傷口』(94)に続き二回目。本作ではカンヌ映画祭ある視点部門主演女優賞を受賞した。
ナタリー・バイ/ジュリエンヌ・アリア
1948 年フランス生まれ。代表作に、フランソワ・トリュフォー監督『映画に愛を込めて アメリカの夜』(73)、『緑色の部屋』(78)、ジャン=リュック・ゴダール監督『勝手に逃げろ/人生』(79)、『ゴダールの探偵』(85)など。近年の出演作に、クロード・シャブロル監督『悪の華』(03)、ギョーム・カネ監督『唇を閉ざせ』(06)などがある。受賞歴は 1980 年『勝手に逃げろ/人生』でセザール賞助演女優賞、1982 年『愛しきは女/ラ・バランス』ではセザール賞主演女優賞、1999 年『ポルノグラフィックな関係』でヴェネチア国際映画祭女優賞を獲得。