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ディレクターズステートメント|監督プロフィール/スタッフプロフィール
監督プロフィール/スタッフプロフィール
監督プロフィール
1973年東京生まれ。小さい頃、チベット僧とその美しい山々をテレビで見て以来、チベットに魅了される。慶応大学環境情報学部卒、1997年にNYに移住し、アーティスト荒川修作のスタジオに勤務。建築を目指していたが、物理につまづき、30歳までに映画を撮るという夢を叶えるべく、方向転換。ニュースクールメディア学修士の取得後、インディペンデント映画づくりをはじめ、アシスタント・エディターとして『ゴーイング・アンダー』(2004)、『ラブ』(2005)、長編ドキュメンタリー『マイ・シティ』などの作品に携わる。NYで一番苦しいときに、チベット仏教とパルデン・ギャツォの存在に励まされ、その後ソニーのオンラインビデオサイトでダライ・ラマ法王の『カーラチャクラ』やドキュメンタリーフィルムメイカーの横顔にせまる短編ドキュメンタリーを発表。いくつかの長編ドキュメンタリー制作に携わり、『雪の下の炎』の制作に至った。ずっと行きたかったチベットでの最初の夜は軽い高山病で眠れなかったが、真夜中に外に出ると星が「頭上」ではなく「目の前」から地面に広がっていて、美しすぎてじんとしたのが、「かの地」の一番の記憶。
スタッフプロフィール
ジム・ブラウン 共同プロデューサー
NYで、フィルムやビデオ作品の編成やプロデュースに関わって18年になる。現在では、劇場公開作品に特化し、インディペンデント・フィルムのコンサルティングも務めるアルゴ・ピクチャーズという制作・配給会社を運営している。また、トライベッカ映画祭のアソシエイト・プログラマーでもあり、女性ドキュメンタリー作家の活動を推進するオンラインムービー「ディバイン・レンズ」のキュレーターでもある。さらに、ルーフトップ・フィルムスの監督委員会のメンバーも務める。
リンク・マグワイア アソシエイト・プロデューサー、撮影
NY生まれの独学のビデオ・カメラマン、また第一アシスタント・カメラマンとして、10年以上フリーで活動している。フォーダム・ユニヴァーシティを1998年に卒業し、92年からキャリアをスタート。大手の放映用ビデオのレンタル会社でSDビデオ及びHDビデオを専門とする仕事に従事し、ドキュメンタリーから、劇映画、短編作品、ミュージックビデオと、幅広いジャンルに携わる。また最近は、48時間映画祭のコンペティションにも参加した。最も記憶に残る仕事上の経験は、2002年のサイモン・ウィーゼンタール人道賞ディナーでのU2の歌手ボノ・ボックスの撮影、2003年のイスラエルのテレビ・ドキュメンタリーで、ヘンリー・キッシンジャーのインタビューの記録、2007年のハイライン・ボールルームで、ポール・マッカートニーのプライベート・コンサートを撮影したことだ。
ミリツァ・ゼッツ 編集
ユーゴスラビア・ベルグラードの狭き関門、ドラマティック・アーツ・ユニバーシティを、映画及びテレビ編集の学位を取って卒業。編集歴はミュージックビデオから、コマーシャル、テレビショー、テレビ用のフィクション、ドキュメンタリー作品、とあらゆるプロジェクトにわたっている。また、多くの短編フィクションやドキュメンタリー作品の脚本を書き、編集し、監督してきた。2005年には、ベルリン映画祭のベルリナーレ・タレント・キャンパスに招待された。ベルグラードのフィルム・アンド・テレビジョン・アーティスツ・アソシエイションのメンバーでもある。現在は、NYに住んで活動している。
ブラダン・ニコリッチ 共同プロデューサー
ユーゴスラビアのベルグラード出身。現在はNYに住み映像制作に携わる。ユーゴスラビアで初のインディペンデント・テレビ・ネットワークの局長を務め、以来、短編、長編にかかわらず、ドキュメンタリー作品、コマーシャルフィルム、ミュージックビデオなどの脚本、監督、そしてプロデューサーとして活躍している。テレビサラエボ賞、ゼタ・フィルムにおける最優秀脚本賞、短編映画『セレンディピティ』でイーストマン・コダック賞、長編映画『バーン』でテルライド・インディー祭最優秀映画賞などを受賞。長編第2作目の『ラブ』(2005)は、トライベッカ映画祭、そしてベニス映画祭で批評家の絶賛を浴びた。また、スイスのジュネーブ映画祭、スペインのバルセロナ映画祭で受賞し、サンフランシスコのティブロン国際映画祭では最優秀監督賞を受賞。最近のプロデュース作品には、長編作の『ゴーイング・アンダー』、『ヒア・アンド・セア』がある。ニュー・スクールのアソシエイト・プロデューサーも務め、そこで映画監督学、製作学、デジタル映画製作を教え、同じくニューヨーク・ユニバーシティでも教鞭を執っている。
アーロン・メンデス
作曲、アソシエイト・プロデューサー、ストーリー・コンサルタント
仏教活動に直接かかわるようになったのは、1980年代の後半に遡る。活動は演技から、作曲、演奏、楽団指導、映画音楽デザイン、テキスト編集、ソフトウェア・デザインと多岐にわたる。作曲で賞を取ったこともあり、10歳の頃からスクリーン・アクターズ・ギルドのメンバーでもある。現在は、アフリカン・フィルム・ワークショップの顧問委員会のメンバーも務めている。
ブラディミール・スボティッチ 撮影監督
ユーゴスラビア・ベルグラード生まれの受賞歴のある撮影監督。プロとしてのキャリアは1995年、サイプラスでテレビコマーシャルやミュージックビデオにかかわったところから始まる。携わった短編映画や長編映画は、数々の映画祭で上映されており、2004年、ロサンゼルス国際短編映画祭で、コダック・ビジョンズ・オブ・ライト最優秀撮影監督賞を受賞した。
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