映画『世界が食べられなくなる日』

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コメント

覚醒か、惰性か
人々が必要とするものを独占すれば、世界支配も不可能ではない。その手段がエネ(ルギー)・カネ(金融)・タネ(食糧)だ。しかしそれは自給もできる。上から下への支配か、下から上の自給か。これを観れば私たちの今いる位置が確認できる。
覚醒して生き延びるか、惰性に滅ぶのか、それが今の私たちの選択肢だ。

― 田中優(環境活動家)

この映画は歴史的な出来事だ。
世界を支配し、奴隷化するために最も効果的なの二つの方法が、遺伝子組み換えと原子力であるなら、支配されずに自由に生きるためにぼくたちがすべきことは、自ずから明らかだろう。

― 辻信一(文化人類学者・環境運動家)

命を脅かす原発と遺伝子組み換えの「見えない」怖さ!
今こそ命を守るために戦わなければ!
できるだけたくさんの人に見て欲しい映画だ。

― 加藤登紀子(歌手)

この映画を見たあと、人間が愚かすぎて、早く人間を卒業したい、と思ってしまったけれど、卒業する少し前に、私たちは今、選択できる場所にいる。
地球をこれ以上汚すか、汚さないか。愛する人を安全に生かせるか、生かせないか。自分は生きたいのか、生きたくないのか。
その選択が、直接的にできる時代に生かされてる。卒業する前に、決めなくてはいけない。

― 坂本美雨(ミュージシャン)

知ること、そして考えること。その重要さを提示してくれる映画だと思います。
自分たちが死に絶えた後に、一体どのような世界が広がっているのか。そういったマクロ的な視点を持って生きていくこと。一方で、そのために、今、私たちに何ができるのかというミクロ的な視点からの問い。
タフな時代ですけれど、それぞれの場所で小さな行動を起こしていけたらなと思いました。

― 後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

原発も遺伝子組み換えも、難しい話じゃない。この子どもたちに思いっきりつながる問題。
この子たちが、この先笑って元気に生きていけるかが、今にかかってる。
どうか、この映画を観て下さい。
映画の中に出て来るアフリカのドラムや日本の和太鼓の力強い鼓動が、私たちの中にも確かにある。この鼓動をつないでいく為に、私たちは、どうしようもなく手をつなぎ、知り、声を上げなくてはならない。一刻も早く。それが子どもたちを愛してるということだろう。

― 亀山ののこ(写真家)

遺伝子組み換え作物に対する、ぬぐいきれない不安を抱いたまま、からだに取り入れることなど出来やしない。
これは知識ではなく、本能。

― 根本きこ(主婦)

この事実を世界中に広めたい。
日本政府は、セラリーニ教授が行なった実験と同様の実験をして、 遺伝子組み換え食品の危険性を明らかにすべきだ。
『原発』も『遺伝子組み換え』も、いつも真実の情報は隠されてきた。
その結果が3.11福島原発事故であったことを私たちは忘れてはならない。

― 藤田和芳(大地を守る会代表)