おいしいコーヒーの真実 自主上映のご案内
あなたが支払ったコーヒー代はどこに行く?
News Theater about a MOVIE Comments Links Trackback
about a MOVIE 「おいしいコーヒーの真実」について
> 01: 解説 > 02: 監督プロフィール・メッセージ > 03: コーヒー豆知識 > 04: あなたが支払ったコーヒー代はどこに行く?
03|コーヒー豆知識
コーヒー・データ
  • コーヒーは世界約70カ国で生産されており、コーヒー農業に従事する労働者は2500万人以上である。
  • 世界市場において、コーヒーの年間売上高は800億ドルを超える。
  • 世界市場で石油に次ぐ巨大な国際的貿易商品。
  • 全世界での一日当たりの消費量は約20億杯。
  • 日本は、アメリカ、ドイツに次いで世界第3位の輸入国。
  • エチオピアでは5人に1人がコーヒーで生計を立てている。
  • エチオピアではコーヒーが、国の輸出額の67パーセントを占めている。
  • エチオピアはコーヒーの原産国で、世界でも高品質のコーヒーを産出することで知られている。

コーヒーができるまで
  • コーヒーは赤道をはさんだ北回帰線と南回帰線の間(コーヒーベルト)の約70カ国で生産されている。
  • コーヒーの木には大きく分けて二種類、アラビカ種とロブスタ種がある。
  • 現在世界で栽培されているコーヒーの75%〜80%はアラビカ種、20%はロブスタ種である。
  • コーヒー豆とは、コーヒーの木の果実の種子である。
  • コーヒー豆は、以下のような工程で作られる。生産→収穫→精製(コーヒーの果実からコーヒー豆を取り出す)→焙煎→ブレンド→粉砕
  • 精製までの工程は、コーヒーの生産地で行われる。
  • 1杯のエスプレッソのためにはコーヒー豆が50粒必要。
  • 焙煎の前には、病気や虫食いの豆を排除するため、コーヒー豆1粒1粒、全て“人の手”で選り分けられる。
  • 「スペシャルティ・コーヒー」とは農園・品種・精製方法の指定など、付加価値のある高品質のコヒーのこと。


コーヒー経済学
  • 世界のコーヒー市場を支配するのは、4つの多国籍企業。
    クラフト・フーズ(世界第二位の食品・飲食会社。日本では、味の素との合弁会
    社「AGF(味の素ゼネラルフーヅ)」が有名)
    ネスレ(スイスのヴェヴェイに本社を置く、世界最大の食品・飲料会社)
    P&G(米国の大手日用品メーカー)
    サラ・リー(シューケア製品ブランド KIWI(キィウイ)が有名)
  • コーヒーの価格は、ニューヨーク(アラビカ・コーヒー)と、ロンドン(ロブスタ・コーヒー)での先物相場によって決定される。
  • 2001年から2003年の間、コーヒーの価格は30年間の中で最低まで落ちた。
  • エチオピアは最貧国のひとつであり、現在はこの20年間でも最も緊急支援に依存している。平均して年間700万人の人々が、緊急支援を必要としている。
  • アフリカの国際商取引の割合が1パーセント上がるだけで、年間700億円を生み出すことができる。これは、この大陸が現在支援で得ている額の5倍に当たる。
  • フェア・トレードとは、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す取り組み。
  • 日本でのフェア・トレードのシェアは、レギュラー・コーヒー市場において0.2%程度。イギリスでは焙煎粉コーヒーの約2割、アメリカで全コーヒーの約2%がフェアトレードになっている。




< 02: 監督プロフィール・メッセージ

04: あなたが支払ったコーヒー代はどこに行く? >