ケネス・アンガー映像集成『マジック・ランタン・サイクル』DVD&Tシャツセット限定発売!
ケネス・アンガーに魅せられた6人のデザイナー/アーティストが『マジック・ランタン・サイクル』をモチーフにビジュアルを考案したTシャツを展示販売するライブシルクスクリーンイベントを原宿・VACANTで二日間に渡って開催!!来場者は、『マジック・ランタン・サイクル』日本盤DVD+ケネス・アンガーを徹底解剖したタブロイド判解説書+好きな図柄を選んでその場でライブプリントされるシルクスクリーンTシャツの数量限定セットを手に入れることができます。
▼ 開催概要
日時:8月27日(土)13:00~20:00 8月28日(日)13:00~20:00
会場:原宿 VACANT (JR「原宿駅」から徒歩10分/東京都渋谷区神宮前 3-20-13)
Tel. 03-6459-2962 / http://www.n0idea.com/
入場無料
LIVE SILKSCREEN T-SHIRTS FOR MAGICK LANTERN CYCLE
~実験映画の巨匠 ケネス・アンガーに捧ぐ6枚のTシャツ~
いすたえこ(NNNNY)
デザインユニットNNNNYのメンバーとして、紙、WEB、プロダクツ問わず活動中。見て、触って、嗅げる、物理世界の店舗=PHYSICALTEMPO 店長。
http://www.nnnny.jp/
http://p-tempo.posterous.com/
伊藤桂司
1958年、東京生まれ。主に、広告、雑誌、音楽関係などの分野でグラフィック・ワーク、アートディレクション、映像を手掛ける。2001 年度東京ADC賞受賞。ロッテルダム映画祭、「Active Wire」(ソウル:Haja Center)、「CLOSE UP of JAPAN展」(ブラジル:サンパウロ美術館)、「Buzz Club-News from Japan」(ニューヨーク:P.S.1 / MoMA)、「KITTY EX.展」(森美術館)、「AFTER311」(hiromiyoshii roppongi)をはじめ国内外のグループショウに多数参加、ギャラリー360°、ArtJam Contemporaryでの個展開催、愛知万博EXPO2005世界公式ポスター、コカコーラ・コーポレイトカレンダー、NHKの番組タイトル&セットデザイン、イギリスのクラヴェンデール・キャンペーンヴィジュアル他、活動は多岐に渡る。作品集は『FUTURE DAYS』(青心社)他多数。京都造形芸術大学教授。UFG代表。
http://site-ufg.com/
河村康輔
1979年広島県生。ドザイナー、特殊デザイナー他プラス・ワン、コラージュ・アーティスト。
06年、根本敬氏個展『根本敬ほか/入選!ほがらかな毎日』入選。ERECT magazineアート・ディレクター兼、企画。アパレルブランドのグラフィック、様々なライブ、イベント等のフライヤーや装丁、デザイン等を手掛ける。根本敬氏と共作で実験アート漫画「ソレイユ・ディシプリン」を連載中。今までに、Winston Smith、KING JOE等と共作、様々な場所で展示を行う。11年、Winston Smithとの作品集「22Idols」を発売。サンフランシスコでの単独個展「TOKYO POP!!」を開催。
http://www.erect-magazine.com/home/
スケートシング
東京都出身。2011年アパレル・レーベル「C.E」を菱山豊、トビー・フェルトマンらと設立。2011年8月イギリス・ロンドンでエキシビションに参加。ロンドン暴動のため来場できないなどお客さんのキャンセルが相次いだ。
鈴木ヒラク
1978年生まれ。膨大なドローイングをベースに、壁画・インスタレーション・映像・彫刻など多岐にわたる制作を国内外で展開、ドローイングの新たな可能性を拡張し続けている。近年の主な個展にWIMBLEDON space(ロンドン,2011)、ギャラリードゥジュール(パリ,2010)など。主なグループ展に『六本木クロッシング』森美術館(東京,2010)、『愛についての100の物語』金沢21世紀美術館(石川,2009)、『House of Art』Hotel Central(サンパウロ,2009)、『Between Site & Space』ARTSPACE(シドニー,2009)などがある。また音楽・ダンス等とのライブパフォーマンスや、アニエス・ベーやコム・デ・ギャルソンといったファッションの分野とのコラボレーションでも知られる。著書に『GENGA』(河出書房新社)、『鉱物探し』(BEAMS)。
http://www.wordpublic.com/hiraku/
服部一成
グラフィックデザイナー、アートディレクター。1964年東京生まれ。1988年東京芸術大学美術学部デザイン科卒。ライトパブリシテイを経て、01年よりフリーランス。おもな仕事に、『キューピーハーフ』の広告、雑誌『流行通信』『here and there』『真夜中』のアートディレクション、『ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー』展(金沢21世紀美術館ほか)のグラフィック、『三菱一号館美術館』『ユトレヒト』のロゴデザイン、中平卓馬写真集『来たるべき言葉のために』『プチ・ロワイヤル仏和辞典』のブックデザインなど。
ケネス・アンガー KENNETH ANGER
1927年2月3日、カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。本名Kenneth Wilbur Anglemeyer。三人兄弟の三男。ハリウッドでサイレント映画の衣装担当として働いていた祖母の影響で、映画や芸術への興味を持ち始める。祖母の友人であったマックス・ラインハルトが監督した『真夏の夜の夢』(1936)には、子役として出演。10 歳頃から16ミリカメラで映画を撮り始め、『Who Has Been Rocking My Dreamboat』(1941)や『Tinsel Tree』(1942)などを監督。ビバリーヒルズ高校を卒業した後、1947年に『花火』を製作。初の公開作品となる。その後製作した、『プース・モーメント』(1949)、『ラビッツ・ムーン』(1950)、『人造の水』(1953)、『快楽殿の創造』(1954)、『スコピオ・ライジング』(1964)、『我が悪魔の兄弟の呪文』(1969)、『K.K.K. Kustom Kar Kommandos』(1970)、『ルシファー・ライジング』(1972)の9作品は『マジック・ランタン・サイクル』としてまとめられ、アンガーの代表作となった。1959年、アンガーはハリウッドのゴシップを書籍にまとめ『ハリウッド・バビロン』と題してパリにて発行。しかしアメリカでは1975年まで発行されなかった。1967年、チャールズ・マンソンの一味によりフィルムが盗まれたことによって映画製作への意欲を失い、ニューヨークのヴィレッジ・ヴォイス誌に"In Memoriam Kenneth Anger 1947-67"と書かれた自身の死亡記事広告を打つ。その後ロンドンに移り住み、ミック・ジャガーやマリアンヌ・フェイスフル等と出会い、映画製作を続けた。1982年から1999年まではニューヨークを拠点に、『ハリウッド・バビロン2』(1984)の執筆や世界中の映画祭への出席など、映画製作から離れた生活を送っていた。しかし2000年に入ってからは映画製作に復帰、2011 年現在までに既に10本以上のショートフィルムを完成させている。近年では、ロサンゼルスにてミュージシャンのブライアン・バトラーと共に、"光とサウンドの魔術的儀式"である「Technicolor Skull」を結成し、アンガーはテルミンを演奏、各地でライブを行っている。80歳を越えた現在も尚、アンガーはショートフィルムの製作を続けており、近年では軍服についての作品『Uniform Attraction』、サッカーのウォームアップを題材にした『Foreplay』、2003年に自殺した友人でもあるシンガー・ソングライター、エリオット・スミスについての作品『Elliott's Suicide』などを発表している。
□ 協力:VACANT、NADA.
□ 企画:UPLINK