フィッシュリは、1952年チューリッヒ生まれ。ウルビーノ美術学校、ボローニャ美術学校(ともにイタリア)で学ぶ。
ヴァイスは、1946年チューリッヒ生まれ。チューリッヒ美術学校、バーゼル美術学校(ともにスイス)で学ぶ。
79年よりチューリッヒを拠点に共同制作を開始。
日常の事物を機知に富んだ視点で再構成する彼らの作品は、現代美術にとどまらずマニアックなファンを獲得。
これまでドクメンタ(1987/1997)、横浜トリエンナーレ(2001)、ヴェネツィア・ビエンナーレ(1995、2003)をはじめ数多くの国際展に出展、また大規模な個展に「In a Restless World」(ウォーカーアートセンター、1996/以後欧米数都市を巡回)、「Flowers & Questions」(テートモダーン、2006)がある。日本でもこれまで数回グループ展に出展、『事の次第』は、2006年に「コネクティング・ワールド」展(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])に出品され話題を呼んだ。