2024年配給作品

兎たちの暴走 The Old Town Girls

2023/08/25(金)池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

©Beijing Laurel Films Co.,Ltd.
  • この作品は自主上映可能です

    料金など詳細については自主上映のご案内のページをご覧ください

原題
兔子暴力
作品分数
105分
上映素材
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予告編
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2020年第33回東京国際映画祭で上映され話題を呼び、いま中国で最も注目される新進気鋭の女性監督 シェン・ユー監督の長編1作目となる作品『兎たちの暴走』。本作で監督・脚本ともに務めるシェン・ユー監督の軽快かつリズミカルなストーリー展開で魅せる見事なまでの脚本に加え、撮影・音響技術のクオリティーからも、完成度の高さを感じさせてくれる作品です。

イントロダクション

実際に起きた事件を元に描く母と娘の悲劇

2020年第33回東京国際映画祭でワールドプレミアとして上映され話題を呼び、中国で最も注目される新進気鋭の女性監督シェン・ユー監督の長編デビュー作『兎たちの暴走』。

シェン・ユーは、若い頃から芸術への関心が高く、北京電影学院の監督科を卒業後、美術の仕事で映画業界に入り、NHKなどのドキュメンタリー撮影や監督、CMディレクターなど俳優以外の映画に関わる仕事を経験してきた。今回初監督をするにあたり、母と娘が娘の同級生を誘拐し殺害したという2011年の実際の事件から着想を得て本作の映画制作に取り組みました。

エグゼクティブ・プロデューサーにはロウ・イエ監督の『天安門、恋人たち』を制作したローレル・フィルムの代表ファン・リーが務める。またプロデューサーには『ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅』の女性監督リー・ユーが務め、脚本にはロウ・イエ監督の『シャドウプレイ』で共同脚本を務めたチウ・ユジエが担当した。

ストーリー

もくもくと煙が立ち上がる夜の街。パニックに陥った男女3人が、誘拐事件に巻き込まれた娘2人の身代金200万元(4000万円ほど)について話し合う。
「大金を用意できなければ、娘たちを殺す」という犯人からの要求に男2人は警察へ通報することを決意する。そんな決意に対し女は警察への通報を必死に止めようとする。

重工業が盛んなで、父親と継母と弟の4人で暮らす高校生のシュイ・チン。お金持ちだが両親の不仲が原因で、学校ではわがままで一匹狼のように立ち振る舞うジン・シー。小さい頃に母を病気で亡くし、地元の広告モデルをするほどの美人だが父から過剰なまでの干渉を受け、家から逃げ出したいマー・ユエユエ。そんな3人は喧嘩しながらも毎日楽しく高校生活を送っていた。

そんなある日、生まれて間もないシュイ・チンと古い街を捨て、成都へ行ってしまった彼女の実の母チュー・ティンが戻ってくる。憧れの母との再会でシュイ・チンの生活は一変する。

クレジット

監督:シェン・ユー(申瑜)
プロデューサー: ファン・リー(方励)、ヤン・フェイフェイ(楊菲菲)
共同プロデューサー:チャン・ハンハン(張晗)
ライン・プロデューサー:リ・イエン(栗顔)、チャオ・ウエイ(趙偉)、チャン・ジエン(張健)
エグゼクティブプロデューサー: リー・ユー(李玉)、ファン・リー(方励)
脚本:シェン・ユー(申瑜)・チウ・ユジエ(邱玉潔)・ファン・リー(方励)
撮影:ワン・シチン(汪士卿)
音楽:ペイマン・ヤズダニアン(イラン)
ワン・チェン(万茜)、リー・ゲンシー(李庚希)
シー・アン(是安)、チャイ・イェ(柴燁)
ヂォゥ・ズーユェ(周子越 )、ホァン・ジュエ(黄覚)
パン・ビンロン(潘斌龍)、ユウ・ガンイン(兪更寅)

(2020年/中国/105分/北京語、中国語/日本語字幕:鈴木真理子/原題:兔子暴力 The Old Town Girls )
配給・宣伝:アップリンク ©Beijing Laurel Films Co.,Ltd.

予告編

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