2014年配給作品
トム・アット・ザ・ファーム
2014年10月25日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか、全国順次公開
- この作品は自主上映可能です
料金など詳細については自主上映のご案内のページをご覧ください
発売情報
- 商品名
- トム・アット・ザ・ファーム
- 発売日
- 2015年5月2日
- ソフト
- DVDを購入する Blu-rayを購入する Blu-ray BOXを購入する
- 動画配信
- 配信先一覧はこちら
イントロダクション
『わたしはロランス』で一気に映画ファンの注目を集めたグザヴィエ・ドラン。これまでの作風とは打って変わり、現代カナダを代表する劇作家ミシェル・マルク・ブシャールによる同名戯曲の映画化で、初めてサイコスリラーというジャンルに挑んだ意欲作。監督、主演をはじめ、編集、衣装も全てドランが担当。オリジナル・スコアを映画音楽界の鬼才ガブリエル・ヤレドが手掛けた。2013年のベネチア国際映画祭でコンペティション部門にノミネートされた本作は国際批評家連盟賞に選ばれ、各国の批評家から「ドランの最高傑作」と評された。
隠された過去、罪悪感と暴力、危ういバランスで保たれる関係、閉塞的な土地で静かに狂っていく日常。ケベックの雄大な田園地帯を舞台に、一瞬たりとも目を離すことのできないテンションで描き切る、息の詰まるような愛のサイコ・サスペンス。
ストーリー
モントリオールの広告代理店で働くトムは、交通事故で死んだ恋人のギョームの葬儀に出席するために、ギョームの実家である農場に向かう。そこには、ギョームの母親アガットと、ギョームの兄フランシスが二人で暮らしていた。
トムは到着してすぐ、ギョームが生前、母親にはゲイの恋人である自分の存在を隠していたばかりか、サラというガールフレンドがいると嘘をついていたことを知りショックを受ける。さらにトムはフランシスから、ギョームの単なる友人であると母親には嘘をつきつづけることを強要される。
恋人を救えなかった罪悪感から、次第にトムは自らを農場に幽閉するかのように、フランシスの暴力と不寛容に服していく……。
クレジット
(2013年/カナダ、フランス/102分/1:1.85)
出演:グザヴィエ・ドラン、ピエール=イヴ・カルディナル、リズ・ロワ、エヴリーヌ・ブロシュ
監督・脚本・編集・衣装:グザヴィエ・ドラン
原作・脚本:ミシェル・マルク・ブシャール
音楽:ガブリエル・ヤレド
特別協力:ケベック州政府在日事務所
後援:カナダ大使館