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『レストレポ前哨基地』Part.1
監督:ティム・ヘザリントン セバスチャン・ユンガー/原題:RESTREPO : one platoon, one valley, one year/配給・宣伝:アップリンク(2010年/93分)
『レストレポ前哨基地』Part.2
監督:セバスチャン・ユンガー/原題:KORENGAL : this is what war feels like/配給・宣伝:アップリンク(2014年/84分)
『レストレポ前哨基地』Part.1
監督:ティム・ヘザリントン セバスチャン・ユンガー/原題:RESTREPO : one platoon, one valley, one year/配給・宣伝:アップリンク(2010年/93分)
『レストレポ前哨基地』Part.2
監督:セバスチャン・ユンガー/原題:KORENGAL : this is what war feels like/配給・宣伝:アップリンク(2014年/84分)
【封入特典】フルカラー6頁リーフレット(作品解説・監督インタビュー・監督プロフィール)
【DVD仕様】2010年/アメリカ/カラー/本編約93分/16:9LB/片面二層/音声:英語 ドルビーデジタル 5.1chサラウンド/日本語字幕/1枚組
発売元:アップリンク | 販売元:TCエンタテインメント
【封入特典】フルカラー6頁リーフレット(作品解説・監督の言葉・その後の兵士たち)
【DVD仕様】2014年/アメリカ/カラー/本編約84分/16:9LB/片面二層/音声:英語 ドルビーデジタル 5.1chサラウンド/日本語字幕/1枚組
発売元:アップリンク | 販売元:TCエンタテインメント
全米公開時に、その圧倒的にリアルな描写で、アカデミー賞をはじめ25もの賞に選ばれた戦場ドキュメンタリーの傑作が、ついに本邦初劇場公開!
2007年5月~2008年8月、アメリカ陸軍第173空挺旅団戦闘団が、アフガニスタン東部に分散配置された。その最激戦地コレンガル渓谷で任務に就く小隊に約1年間、従軍して撮影されたのが本作である。監督は、英国人戦場カメラマンのティム・ヘザリントンと、米国人戦場記者のセバスチャン・ユンガー。
当初、渓谷中腹の基地に駐留していた兵士たちは、1日数十回にものぼるタリバン側からの銃撃を避けるため、敵が攻撃拠点にしていた尾根に、新たな「レストレポ前哨基地」を完成させる。「レストレポ」は、配置早々に犠牲になった20歳の兵士の名前だ。
兵士たちと行動を共にするカメラは、銃撃戦や現地の人々との交流、仲間との日常を克明に映し出し、観客はアフガン最前線に放り込まれたような錯覚に陥る。
パート1が2010年に全米公開されて間もなく、ティム・ヘザリントンがリビア内戦を取材中に被弾し落命した。その3年後の2014年、セバスチャン・ユンガーはパート1の未使用シーンからパート2を一人で完成させた。
パート1は、観客に戦争を体感させるべく戦闘シーンに比重が置かれていたが、パート2は兵士たちの内面により深く迫った構成で、戦争とはいかに機能し、そこで戦う若者たちに何をもたらすのかを問いかける。
アフガニスタン北東部のクナル州にある全長約10kmのコレンガル渓谷は、映画『ローン・サバイバー』(2013年)にも描かれた、米海軍特殊部隊Navy SEALs史上最大の悲劇「レッド・ウィング作戦」の舞台になった場所でもある。タリバン幹部殺害のための作戦だったが、派遣されたSEALs隊員4人のうち3人が敵に殺され、救出に来たヘリも撃墜、搭乗兵16人全員が死亡した。2005年6月に起きたこの事件の翌年から、米軍はコレンガル渓谷に駐屯するようになった。アフガン国軍と連携し、すぐ北にあるペック川渓谷に道路や学校や病院などを建設しつつ、武装勢力を掃討するのが目的だったが、パキスタン国境に近いこの一帯はタリバンの重要拠点だったため、激しい戦闘が繰り返された。アフガン内での爆撃の75%がコレンガル渓谷で起こっており、2010年4月に撤退するまでの4年間で42人の米兵が戦死している。