アップリンク・スタッフ募集

アップリンク・スタッフ募集

【雇用形態】
契約社員・アルバイト
【業務内容】
契約社員 映画配給宣伝・パブリシスト・映画館運営・映画館番組編成・配信プラットフォーム運営
アルバイト
映画館「アップリンク吉祥寺」の運営に関する業務全般
【勤務形態】
契約社員
8:00-23:30うち一日実働8時間
事務所勤務:平日勤務を基本とした変形労働時間制(164時間+固定残業20時間、イベントなどにより週末勤務あり)
劇場勤務:完全シフト制の変形労働時間制(164時間+固定残業20時間)
アルバイト
8:00-23:30のうち一日実働5.5~8時間、週3~4日シフト制
長期勤務できる方、深夜勤務出来る方、優遇
【必須条件】
アルバイト 土日祝祭日・GW・年末年始・ほか大型連休などの繫忙期を積極的に勤務できる方。週3~4日以上勤務できる方
【応募資格】
契約社員
アップリンクの配給作品を多く観ており作品に共感を持っている方
映画、アート、音楽などカルチャーに興味がある方。国籍不問
アルバイト
アップリンク吉祥寺で映画を見たことがあり、映画、アート、音楽などカルチャーに興味がある方
国籍不問・19歳以上。主婦、シニア世代等、様々な方が働いています
長期勤務できる方。映画館または接客経験者、Office、Adobeソフトなどの基本的なPCスキルがある方優遇
【待遇】
契約社員
経歴、能力に応じて相談の上決定
月額240,000円(20時間分の固定残業手当を含む) ~ 月額280,000円(20時間分の固定残業手当を含む)
試用期間3ヶ月あり。
アルバイト
時給:1,163円~。22時以降1,454円~。試用期間3ヶ月あり(期間中の給与変更なし)
社会保険完備・入社6ヶ月後から有給あり。
【交通費】
契約社員 全額支給
アルバイト 往復500円まで支給 ※自転車通勤不可
【勤務地】
契約社員 吉祥寺(将来配置転換により転勤可能な方)
アルバイト アップリンク吉祥寺
【応募期限】
・定員になり次第締め切り
【応募方法】
 件名を「アップリンク(契約社員/アルバイト)/応募・お名前」とし、recruit@uplink.co.jpに以下3点をPDFにしてお送りください。
1)履歴書(写真付き)
2)応募動機、なぜアップリンクで働きたいと思ったのか
3)契約社員の方は入社後2年経過したらどのような仕事をしたいか

応募される前に、応募を考えている皆さんに、アップリンクの会社と社長の考え方を知っておいて欲しく思います。

会社の経歴、現在の状況、未来の展望については(以下の「募集に関するご案内」)の文章をお読みください。
代表の浅井の考え方については以下のnoteの記事をお読みください。noteにはいくつもの記事がありますが、まずは以下の記事をお読みの上応募の参考としてください。

世界の均質化から分断化の時代へ、それにいかに抗うのかを新年に考えてみた。
7年前の大晦日にレディ・ガガを聞きながら「多様性」について考えたこと。
アップリンク吉祥寺のデザイン・コンセプトを話します。 ここは、「東京」を意識した。
生成AI画像の均質化
映画館再開に向けて、すべての映画ファンへ。 誰よりも早く映画という「神のようなもの」が祀られた映画館に集い、映画を蘇えらせるのだ! 

<募集に関するご案内>

スタッフ募集及び業務提携募集にあたり、応募される方にアップリンクのことを知っていただきたいので、まずは会社の説明をいたします。

アップリンクは、映画の配給会社として1987年に創業しました。
その後、ビデオ、DVDや書籍『マルコムX自伝』、パティ・スミス『ジャスト・キッズ』、ティム・バートン『オイスター・ボーイの憂鬱』などの書籍や、そして雑誌『骰子』を出版してきました。
その後、webDICEとしてネットに移行しました。
アーカイブとして残してあるので一度見てみてください。

配給会社としては、デレク・ジャーマンを日本に紹介し、高レベル放射性廃棄物の問題を描いた『100,000年後の安全』、パレスチナを舞台にした『パラダイス・ナウ』『オマールの壁』『ガザの美容室』、食の安全・フェアトレードを問う映画『未来の食卓』『おいしいコーヒーの真実』、グザヴィエ・ドラン監督を最初に日本に紹介した『わたしはロランス』、ロウ・イエ監督の『ふたりの人魚』から最新作『サタデー・フィクション』までの作品の配給宣伝を行ってきました。
そして、アレハンドロ・ホドロフスキー監督『リアイリティのダンス』公開時にホドロフスキーを日本に招聘しました。
『エンドレス・ポエトリー』については、配給だけでなく共同制作として参加しました。

配給作品のリストはこちらをご覧ください。(https://www.uplink.co.jp/film/

配給の一方で、1995年には渋谷区神南の事務所の5階に、映画の上映、ライブ、トークイベントなどを行うためのスペースとして、カウンターバーのある「アップリンク・ファクトリー」をオープン。
2005年には、渋谷区宇田川町に「factory 」「X」「room」と名づけた3つの上映イベントスペースとギャラリー、マーケット、カフェ「タベラ」を2フロアに集めた施設をオープン。(当施設はコロナ禍の2021年5月に閉館)

2018年12月に吉祥寺パルコの地下2階に5スクリーンの“ミニシアター・コンプレックス”というコンセプトの「アップリンク吉祥寺」をオープン。
2020年6月に京都烏丸御池の新風館地下1階に4スクリーンの「アップリンク京都」をオープンしました。
また、2022年には、ミニシアター・サブスクとしてメディアを兼ね備えた配信プラットフォーム『DICE+』をスタートしました。
会社の存続を賭けて試行錯誤してきた37年間、そしてこれからも、常にインディペンデント・スピリットを持ち続け、配給会社であると同時に、映画館の運営と配信プラットフォームの運営を行い、インディペンデント映画の未来をビジネスとして成り立たせようと日々奮闘している会社、それがアップリンクです。
アップリンクの現在とこれからの事業については、次のようなことを考えています。

【配給宣伝】
配給宣伝の仕事に関しては、会社の規模を拡大するのではなく、ビジョンや価値観を共有できるとスタッフとともに、外部の個人やグループ、会社との共同作業を行っていくことを考えています。アップリンク配給という単独配給にこだわることなく、アップリンクで培ったノウハウを共有し、アップリンクの持っている機能、劇場、配信プラットフォームを最大限に活用し、共同配給の形などで世界の新しい才能や作品を発掘し、多様な映画を配給していきたく思っています。また自社の映画館や配信プラットフォームがあることを活かし、映画祭や特集上映の開催などを積極的に企画したいと思います。外部の団体や個人の方と連携し、9月には香港の民主化運動のドキュメンタリー『香港、裏切られた約束』を公開し、10月には自社配給の『忘れない、パレスチナの子どもたちを』を始め計4作品の映画と写真家ハービー・山口の「ヨルダン川西岸写真展」を企画し「パレスチナ映画特集」を行っています。アート系作品では、DVDなどのパッケージの売上が見込めなくなり、劇場での興行成績がより重要になったことを認識し、劇場発信の宣伝をSNSやメルマガを最大限に活用し、知恵を絞った配給宣伝を行います。直近の配給作品は、パトリシオ・グスマン監督2019年のチリの地下鉄料金の値上げに端を発し、当時36歳の世界最年少のガブリエル・ボリッチ大統領が誕生するまでの市民運動、特に女性たちを捉えた『私が想う国』とロウ・イエ監督の『未完成の映画』が控えています。【映画館】
アップリンクの一番大きなビジネスの主軸は、映画館事業です。現在あるアップリンク吉祥寺・京都の映画館においては、映画の上映はもとより、トークイベントや音楽ライブの企画運営、物販のセレクトの強化、ギャラリーの企画、キュレーションなども行い、映画を上映する場というだけでなく、様々なアーティストの発表の場になり得る、カルチャーのホットスポットとしてプロデュースしていきたいと思います。昨年11月には音楽家テリー・ライリーが清水寺のコンサートを収録した音源をアップリンク映画館用にミックスした暗闇で聞いてもらうイベントを行いました。インディーズ作品の上映においては、宣伝からイベントまで劇場としてできるサポートを強化していきます。バンドがライブハウスで演奏するようなイメージで短編・中編の作品も積極的に上映する体制を行っていきます。

さらに、新たな場所に映画館を作ることを企画しており、現在計画が進行中で東京以外の地方(広島)にも可能性があれば映画館を新設、または既存のミニシアターとネットワークを構築し協業することを検討していきます。

【配信・制作】
配信プラットフォームのミニシアター・サブスク『DICE+』においては、映画館と連動したオンライン有料上映会などの開催、映画祭との連携などを企画していきます。アップリンクの映画館の会員が同時に同じ料金でDICE+の会員にれるようにシステムを作り直し、リアルな映画館、クラウド上の配信プラットフォームをシームレスに体験してもらえるようにします。また、既存の『DICE+』のプラットフォームを活用し、日本映画に英語字幕を付けた海外向けの配信サービスを立ち上げることを計画しています。

映画制作のサポート業務においては、DCP制作業務に加え、事務所内にDCP試写室を設けました。DCPデータとProRresデータを比較して、カラーグレーディングができるスタジオとしても運営していきます。

今回は、こうしたアップリンクの活動方針を理解いただき、共鳴してくださる方、映画やカルチャー全般に関する知識が豊富で、これまでのアップリンクの配給作品の多くを鑑賞したことがあり、映画を伝える仕事や制作の裏側に関心がある方、経験者は優遇しますが、未経験者でもアップリンクで行う仕事全般興味に興味がある方を募集します。

最後に、アップリンクのスタッフの資質として「好奇心は他者に開かれた心であってこそ生まれるもの」という言葉を大切にし、共有できる方と一緒に働きたく思います。

浅井隆(アップリンク代表)

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