2019年11月29日(金)より、新宿ピカデリー、アップリンク渋谷、
アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
監督:レフトリス・ハリートス
出演:ジャック・マイヨール、ジャン=マルク・バール、ドッティ・マイヨール、
ジャン=ジャック・マイヨール、成田均、高砂淳二、ウィリアム・トゥルブリッジほか
ナレーション:ジャン=マルク・バール
(2017年/ギリシャ、フランス、日本、カナダ/78分/カラー、モノクロ)
©2017 ANEMON PRODUCTIONS/LES FILMS DU BALIBARI/GREEK FILM CENTRE/IMPLEO INC./STORYLINE ENTERTAINMENT/WOWOW
製作・提供:WOWOW 配給・宣伝:アップリンク
写真:Mayol family archive/Daniele Padovan/Daan Verhoeven/Junji Takasago/Mehgan Heaney-Grier/Bruno Rizzato
Jacques Mayol Dottie Mayol Jean-Jacques Mayol
Directed by Lefteris Charitos Narrated by Jean-Marc Barr
ANEMON PRODUCTIONS,STORYLINE ENTERTAINMENT AND LES FILMS DU BALIBARI IN COLLABORATION WITH IMPLEO INC,DUGONG FILMS AND QUASAR MULTIMEDIA PRESENT
PRODUCTION MANAGER KYVELI SHORT-FABIANA BALSAMO-LEONIDAS LIAMBEYS-ARMEL PARISOT-ELEKTRA PEPPA POST PRODUCTION SUPERVISOR SHASHA NAKHAI POST PRODUCTION SOUND OLIVER DANDRÉ-DANIEL PELLERIN
LOCATION SOUND OLIVER DANDRÉ-JÉREMIE HALBERT-ARIS KAFENTZIS-ANITA KUSHWAHA MUSIC MATHIEU LAMBOLEY DIRECTOR OF PHOTOGRAPHY STELIOS APOSTOLOPOULOS GSC EDITOR DAVID KAZALA CCE
EXECUTIVE PRODUCER REA APOSTOLIDES-YURI AVEROF-ED BARREVELD-ESTELLE ROBIN-YOU-SEIKO KATO-MARCO ALESSI-MARTA ZACCARON ARTE G.E.I.E. COMMISSIONING EDITOR MADELEINE AVRAMOUSSIS WOWOW EXECUTIVE PRODUCER ATUSHI UCHINO PROUCER REA APOSTOLIDES-YURI AVEROF-ED BARREVELD-ESTELLE ROBIN-YOU WRITER YURI AVEROF-LEFTERIS CHARITOS
PRODUCED IN CO-PRODUCTION WITH ARTE G.E.I.E.-WOWOW-ERT-GREEK FILM CENTRE IN ASSOCIATION WITH KNOWLEDGE-TVO-CANAL D-SVT -RTS-YES DOCU-CYBC WITH THE PARTICIPATION OF CANADA MEDIA FUND-ONTARIO MEDIA DEVELOPMENT CORPORATION-CANADIAN FILM OR VIDEO PRODUCTION TAX CREDIT-OMDC FILM AND TELEVISION TAX CREDITS WITH THE SUPPORT OF CENTRE NATIONAL DU CINEMA ET DEL’ IMAGE ANIMÉE AND THE GREEK FILM CENTRE/FRENCH GREEK CO-PRODUCTION FUND-CREATIVE EUROPE/MEDIA PROGRAMME OF THE EU-REGION PAYS DE LA LOIRE – SICILIAN FILM COMMISSION / PROGRAMME ‘SENSI CONTEMPORANEI CINEMA’-ANEK DEVELOPED AT CROSSING BORDERS-THESSALONKI GOES TO CANNES/WORKS IN PROGRESS-TOKYO DOCS-HOTDOCS FORUM SHOT WITH ANGENIEUX LENSES
COMMENT
ジャック・マイヨールは西洋人には珍しく求道的な人物だった。
だからヨガと禅の力によって心身を律し、イルカとクジラを友人にし、何度も深海から帰ってきた。
しかしその彼でも最後には帰らなかった。
池澤夏樹
詩人・作家
ジャック・マイヨールの生き方は海の中でも陸の上でも「イルカ的」だった。それは、我々人間社会の常識から見ると桁外れに「わがまま」ということになる。ジャックは、自分のからだの内側から聞こえてくる「生命の声」に素直に従って自分の行動を決めていたに過ぎなかった。自死を美化する気持ちは毛頭ない。だが彼が我々に伝えてくれた内なる自己への目覚めは色褪せることはない。
龍村仁
映画監督/『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』
ジャック・マイヨールはフリーダイビングの神様として、ヨガの世界でも知る人が多い。
そんな彼の貴重な映像から、フリーダイビング=ヨガの切り離せない関係を感じる事が出来る貴重な作品です。全てのヨギー&ヨギー二達に観ていただきたいと思います。
ケン・ハラクマ
インターナショナルヨガセンター主宰/一般社団法人アスリートヨガ事務局 代表理事
ジャック・マイヨールと映画『グラン・ブルー』の影響でフリーダイビングを始めて20年になる。
「そこには青しかない」このジャックの言葉は今も胸に響く。フリーダイバーたちが海の深みに挑む理由がそこにあると思う。
篠宮龍三
フリーダイバー
溶けるように海の一部になってゆく彼の姿は、吸い込まれるような美しさだった。人間が、自然と共存する術をすっかり見失っている今、ただ「自然の一部になる」というシンプルな答えが、沈黙の蒼にあった。ジャック・マイヨールの人生の貴重な場面の映像と、彼を愛おしく思う人々のインタビュー映像は、かなり貴重!
クリス智子
ラジオパーソナリティ
人間はどれだけ深く海に潜れるのか、その可能性を切り開いてくれた伝説のフリーダイバー、ジャック・マイヨールの多彩で奔放な人生が、彼が語るようにそのまま描かれている。海を愛する者達のバイブルになるであろうドキュメンタリー映画。
福田朋夏
フリーダイバー
本当は海と自然を愛した男が、記録という余計なものに捕らわれてしまうといいことがない。とんでもない不運もあったにせよ、ジャック・マイヨールの話には皆のための大事な教訓が含まれています。
ピーター・バラカン
ブロードキャスター
伝説のフリーダイバー、ジャック・マイヨール。彼と関わりを持つ方々が語る彼の言葉がとてもリアルだった。数奇な人生を通して残されたジャック・マイヨールの想いと言葉は、今を生きる私たちに「自然との共存」を訴え、「シンプルに生きるヒント」を与えてくれる。この映画は「未来へのバトン」のように感じている。
岡本美鈴
フリーダイバー