いくつもの思いやりが、ひとりの心に傷をつけた──
レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~ほかグランプリ6冠を含む計13冠受賞の話題作!
とある高校2年生のクラス。ある日唐突に「LGBT」についての授業が行われた。しかし他のクラスではその授業は行われておらず、生徒たちに疑念が生じる。「うちのクラスにLGBTの人がいるんじゃないか?」生徒らの日常に波紋が広がっていき……。思春期ならではの心の葛藤が 起こした行動とは?
近年、社会問題として国際的にもメディアで大きく取り上げられている「LGBT」。当事者を主とした恋愛や状況を描いた映画は国内外で多く発表されている中、それを取り巻く人々にフォーカスを当てることで、彼らの過剰な配慮によって翻弄されていく当事者を描いた今までにない視点の映画作品。現在、若手女優として注目度の高い今田美桜を主演に起用し、等身大の女子高生の心の動きを新鮮な演技で描いた点も見どころとなっている。
等身大の女子高生の心の動きを描きロングラン上映を記録したLGBT映画
カランコエの花
監督:中川駿
出演:今田美桜、石本径代、永瀬千裕、笠松将、須藤誠、有佐、堀春菜、手島実優、山上綾加、古山憲正、イワゴウサトシ
2016年 / 39分