2001年9月11日、世界貿易センターが瓦解する緊張状態のニューヨーク路上。騒然とした周囲をよそに、いつもと同じように平然と絵筆を動かしている男がいた。彼の名はジミー・ミリキタニ、80歳。カリフォルニアで生まれたが、第二次世界大戦中、日系人強制収容所に送られ、アメリカに抵抗して自ら市民権を捨てた。その時から彼の反骨の人生が始まった。戦後派、モダンアートのカリスマ、ジャクソン・ポロックに寿司やてんぷらを料理したとかがるが、彼の80年間には何があったのか・・・、そして彼の描く猫の絵に込められているものとは・・・
ロバート・デ・ニーロがNYではじめたトライベッカ映画祭で観客賞を受賞したのを始め、東京国際映画祭<日本映画・ある視点>部門の最優秀作品賞など、数多くの映画祭に出品され、高い評価を受けている。
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