● 罪名
盗難資産の州間輸送 窃盗罪 ● 懸賞金 すべての盗まれた作品が良い状態で安全に回収されることに対し、500万ドルの懸賞金の申し出がある。 ● 詳細 1990年3月18日、ガードナー美術館は警官の制服を着てボストン警察を名乗る白人男性2名によって窃盗の被害にあった。2名の男性は勤務中の警備員に、騒ぎの通報を受けて来たと伝え館内に入った。警備員は美術館の規則に反して彼らを施設内に入れた。 入館するにあたり、彼らは警備員2名を連れ去り、美術館地下の離れた場所に粘着テープと手錠を使って監禁した。武器を振りかざしたりはせず、窃盗をする間にも一度も武器は見られなかった。美術館内部の警報システムは警備員の監視デスク後部にある「パニック」ボタンだけであった。パニックボタンが作動していなかったために、窃盗の間警察への通報は行われなかった。監視カメラのフィルムは、彼らが去る前に持ち去られた。 美術館では午前1時24分から午前2時45分までの間、犯人は以下の美術作品を強奪。それらの価値は3億ドル以上と考えられている。 ■ 二階の「オランダ室」6点 ■ 二階の「ショート・ギャラリー」6点 ■ 一階の「ブルー・ルーム」1点 すべての手がかりは、有効な調査結果には結びつかなかった。多数の聴き取りが行われ、多くの人が嘘発見器にかけられたが、十分な情報は得られなかった。ボストン警察署とFBIによって犯行現場で採取された科学的証拠は、分析と保存のためFBIの研究所に提出された。
【容疑者1】
人種: 白人 性別: 男性 年齢: 20代後半~30代半ば 身長: 174~180cm 体重: 不明 体格: 標準 目の色: ダーク 髪型: 黒、短髪 肌の色: 色白 顔の形: 細面 髭: ダークでつややかな髭、明らかに付け髭 メガネ: 金縁の四角いメガネ 服: 紺色の警官の制服と帽子に身を包み、ダークな色の靴、 左肩にあて布、「ボストン警察」の変装s 備品: ベルトに黒い四角の無線機 アクセント: ボストンの可能性
【容疑者2】
人種: 白人 性別: 男性 年齢: 30代前半~半ば 身長: 183~186㎝ 体重: 81~90kg 体格: 広い肩幅、やせた下半身 目の色: ダーク 髪型: 黒髪、ミディアムヘアー、後ろ髪が長い、 襟の上あたりでカールしている 肌の色: 色白 顔の形: 丸顔 髭: ダークでつややかな髭、明らかに付け髭 メガネ: なし 服: 容疑者1と同様 備品: 容疑者1と同様 ガードナー美術館、盗難事件に関して情報をお持ちの方は、ボストンFBIオフィスに連絡をください。通報者の機密性は、コードネームを使用することにより保証されます。 |
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