ジャスミン・デラル監督来日！「ロマの力強い生命力を感じてほしい」

1/8（火）、東京・汐留にてJ-WAVE SPECIAL PREVIEW『ジプシー・キャラバン』試写会が行われ、来日したジャスミン・デラル監督が舞台挨拶を行いました。

大きな拍手の中、背が高くスレンダーで個性的なファッションをしたジャスミン監督が舞台に登場し、「撮影はとてもエキサイティングでした。ジプシー・キャラバン・ツアーでの彼らのパフォーマンスはもちろんのこと、楽屋でもホテルでも朝の3時くらいまで皆で演奏をしたりと、そんな彼らのエネルギーが映画を作る源になりました」とコメント。

1990年初頭からロマ（ジプシー）の映画作りにたずさわり、ジプシー文化に精通しているジャスミン監督は、

「この映画のオリジナル・タイトル＜When the Road Bends…＞とは、まっすぐな道がないとき、曲がった道を歩むしかない--- という意味で、私がとても好きな言葉なんです。ロマの人たちは社会からまっすぐな道を与えられてこなかった。アメリカに入国するのも困難なほど、正当な扱いを受けてこなかったのです。その曲がっている道を辿りながらも、しっかりとゴールに到達している。そんな彼らの生き様や力強い生命力に、私は心から敬意を払わずにはいられません。その気持ちを込めてオリジナル・タイトルをつけました。映画の冒頭に出てくるので、ぜひ観てください」

と、映画に込められた熱い想いを語りました。

←司会を務めたJ-WAVEナビゲータの金子奈緒さん（左）とジャスミン監督（右）

公開初日の1/12（土）には、ジャスミン監督の舞台挨拶とワインのテイスティングを予定していますので、みなさん劇場へぜひ足を運んでみてください。

また、1/27（日）夕方6時よりJ-WAVE「ASIENCE SPIRIT OF ASIA」のラジオ番組で、ジャスミン・デラル監督のインタビューがオンエアされます。要チェック！
J-WAVE「ASIENCE SPIRIT OF ASIA」（毎週日曜日18:00～18:54／ナビゲーター：金子奈緒）