ホンジュラスにおける労働搾取工場の実態

全米労働者委員会チャールズ・カーナガンは、あまりにもひどい労働環境に耐えかねたホンジュラスの労働者達からの連絡により、潜入取材を試みるが会社からのスパイに阻止される。しかし、何人かの女性労働者がテーブルの下で、カーナガンに手渡した給与明細はキャシー・リ−・ギフォードの工場のものだった。製品のタグには「収益の一部を子供達に」とあった。 裁判では、証言台に立つ少女労働者に「ごめんなさい。知らなかったのよ。二度とこのようなことを起こさないと誓うわ」とギフォードは謝罪した。そして、労働搾取工場の使用取り止め、真っ当な賃金の支払い、独立検察官の工場査察および人権や労働関係法の尊守を確認する合意書に署名した。 しかしその後、1999年の段階で彼女の中国のハンドバッグ工場は、1日14時間、週7日、月30日の労働が行われている。

チャールズ・カーナハン/Charles Kernaghan


全米労働者委員会 委員長
アメリカ企業に労働搾取工場の利用をやめさせることを使命とし、世界中の工場をモニターしている。


キーワード

ホンジュラス共和国   The National Labor Committee フェア・レイバー、フェア・トレード 企業の投資とWTO

10 29, 2005 | posted by web

トラックバックURL : http://www.uplink.co.jp/blog/mt-tb.cgi/606

トラックバック

from : foto corsi articoli | 2007年03月25日 02:27


  • 東京:まちだ市民フォーラム (2007年1月公開予定)

お問い合せ
UPLINK FACTORY
03-6825-5502
UPLINK X
03-6825-5503
info@uplink.co.jp

〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F/2F