かつてこれほど「宮藤くん、絶対好きだから」と人から薦められた映画はありませんでした。
そして実際これほど好きになった映画もそうそうありません。
ロックのカッコ悪い側面ばかりを切り取りながら出来あがった映画はめちゃめちゃカッコ良いという奇跡、というか偶然。笑って笑ってクライマックスでは泣きながら「笑ってごめんな」と謝罪せずにはいられない。それほど彼らのことが愛おしくなりました。あ、でもヘヴィメタルは愛おしくならなかった。
将来息子が「ミュージシャンになりたい」などと言い出したら説得するよりこの映画を見せるべきだと思います。ちなみに「負のエネルギーを出すな!」は僕の2009年流行語大賞です。ありがとうアンヴィル!
50歳になっても無邪気で純粋な大人達というのはこんなにも熱く勇ましい。そして人生を賭けた深いドラマがある。メタルシーンやバンドを通して描かれたヒューマニズムはきっと見る人に何らかの希望を与えてくれるだろう。久々にシンプルかつ面白く、素晴らしい作品だった。メタルは永遠だ!
サブタイトルに異議あり!!
俺の中でのこの映画のサブタイトルは~夢を追い続ける男たち~
ROCK 'N' ROLLとかHEAVY METALとかは音楽の形態を表す言葉だけど、
それだけではなく生き様でもあるんです。
HEAVY METALを愛する男たちからは音楽と人生対する熱さが伝わってきます。
いくつになっても夢を追い続けるのは美しい事です。
小学生や中学生たちに是非観てほしいです!
そして俺も81年からずっとANVILを愛し続けています。
映画アンビルを観て、ライブも観て、夢を諦めない!
ワタスはアホだが、夢を追い越してやるぞ!!とさらにアホになったのでした。
ちゅうか!!
これ観たらホンマに元気なるからそんで、夢とかあるとか、ないとか、とにかく八時に全員集合して銀幕でみなければいけません!!が、ワタスのまにふぇすとなのだ!!!!!!!!!!!!!!!?
で、何のこと書いてるんやったんやったけ?(笑わないで真面目に試行錯誤中)
自分の作った楽曲は、誰よりも自分が一番愛している。しかし、世の中が受け止めてくれない、耳を傾けてくれない。それが評価になってしまうから、この業界は残酷だと思わざるを得ない。でもそれが現実なんですよねぇ...。(笑)
アルバム一枚の名作を作る難しさより、自分の人生と言う作品を名作にする事の大切さと難しさを改めて感じた。人生全体で表現する方が、何かを伝えたり与えられたりするのかなぁ、と思ってみたりして...。
良い映画を見れたと言うべきか、良い人間達を見れたと言うべきか。大事な物が沢山詰まってる作品だと言う事は間違いない。だけど、感動したとは言いたくない。モノを作る世界では、こだわりと自信が当たり前のようにあって欲しいからだ。あくまでも表現者として、アーティストとして。勿論、ビジネスを大切にする事は間違いじゃない。でも、ビジネスとは真逆にある人の気持ちや思いが、誰かの心を動かしている事も間違いない。まぁ、答えが無い話だからこの辺にしておこう。(笑)
まさか彼らに音楽は勿論、人生の貫き方まで共感できるとは思ってもいませんでした。
いやぁ~レジェンドです!色んな意味で。結構笑えました!
やっぱバカじゃなきゃレジェンドにはなれないんですね!(笑)
僕は彼らの半分ちょっとしか生きていないが、自分を貫き通す人間として何となくだけど分かった気がする。
ANVILに影響されないように自分の人生を貫いて生きて行かないと!彼らに怒られそうっす...。(笑)
自分も彼らに負けないような人生を描くつもりでやって行きます。
こいつバカ言ってるよ、と思ってくれても構わない。
そう思う人間がいればいる程ヤル気が出てくる。それが生きてる感触に変わってくるから。
ヤバい...若干自分も同じ匂いがするなぁ。(笑)
それが良いのか悪いのかなんて人によって答えが違うから、誰の意見もあてにしてないけど。
全部の一番じゃなくて、誰かの一番になることが大事だと思っている。
僕はそれでいいんだ...。いや、それがいいんだ。
いいな、いいな、男のミュージシャンはいいな。どんな状況でも支えてくれるヒトが居て、待っててくれるヒトが居る。女じゃこうは行かないよ。この映画のカゲの主役は、いくつになっても夢をあきらめないリップスとロブを笑顔と涙で支える女性、そう、ふたりの奥様だとおもう。きっと彼女たちはそんな彼らを見てるのが楽しいのだ。タイヘンだけどもやりがいがあるのだ。女はこんなにドリーマーになれないから、自分に抱けない夢を追ってる男たちが、少年みたいでかわいいのだ。愛おしいのだ。
――こういうのをイイ女、っていうんですよね。見習いたいです、マジで。
こんなの観せられたらスクリーンの前から動けないよ。
これは物心ついた時の俺だ!いや!全ロックファンだ!
それで尚且つ彼らは俺達の歳を飛び越えて、まだ演ってる!
色んな国の色んな奴が色んな事を言う。
色んな文化や色んな思想が色んな事を言わせる。
そうしなきゃいけない!
そうするのが普通だ!
そうするべきだ!
でも、それになんの意味がある?
アンヴィルは再結成じゃない。彼らは演り続けてる。
奥さんが笑顔を作りながら泣いた…それを見て俺も泣けてきっちゃったよ。
大きな成功を得る事はどんなに長く継続し努力しても簡単に得られる事ではないけれども、小さな成功をコツコツ積み重ねて大きい成功になるのではないかという大きな夢がこの映画に込められていると思います。
ミュージシャンが音楽で成功し、食べていく現実の厳しさも同時に教えられ、心からバンドを応援したくなるくらい感情移入します。音楽好きな人はもちろんのこと、音楽に携わっている人やミュージシャン全員に、ぜひ見て改めて考えてもらいたい映画です。
ハードロック/メタルというジャンルに対してのイメージが人間臭いものに変わっていくのも、なんだか自分の先入観を操られてている気がして非常に面白い映画です。
過ごした来た時、人々との出会い、その全てにきちんと意味がある。
真っすぐに人生を語るドラマにツンと来た。
しっかり癒され僕の中のロックがすっかり洗われた気がした。
見終わったら瞬間、頭の中が真っ白になりました。
それは最高に心地よい瞬間で、これだから映画は素敵って素直に呟きたくなるような・・・・
そんな嬉しい満腹感でした。
ありがとうアンヴィル!!!
笑えなかった。
貶してるんじゃない、その逆だ。
えらく切なく、ひどく身に沁みた。
たぶん芝居なんかやってるからだろう。
彼らの一喜一憂は他人事じゃない。
希望と絶望、栄光と悲惨は対立するものではなく、不可分に人生に存在している。
要はそれとのつきあい方で幸も不幸も決まる。ラストのリップの言葉がすべてだ。
どうか劇場で確認してほしい。必見
僕はいつも「向こうのロックミュージシャンが一番あこがれるロックな経験は、間違いなく日本でライブをやるって事」と言っているんだけど、この映画はその気持ちたっぷり伝わって来る。
その上、歴史の中に初めてロックミュージシャンの本当の裏覗けるのでロックやメタルに興味ある人には大おすすめです。でも実はロックやメタル嫌いな人こそ更に大おすすめです。必見です。
これは早く日本でも上映してもらいたい!!!ぜひ映画館で観たい!!
しかしどうしてここ最近になってからというもの、メタルやハードロックが使われる映画の全てがこんなにも生々しく、切なく、感動的なんだろうか...『ザ・レスラー』なんて、まさにそんな映画だったものなぁ
綺麗事は好きじゃない。
だから言う。
人生に勝ち負けは絶対にある。
だが勝ったか負けたかの判断をするのは評論家や訳知り顔の批評家じゃない。
生き残った奴でもない。
自分だ。
自分以外いない。
他人から何を言われようと、外野からどれだけ野次られようと
最後の最後まで自分の人生を生きた奴が勝つんだ。
イーストウッドの映画史に残る二本の作品と『レスラー』、
そしてとどめに『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』が間もなく俺たちのもとに届く。
2009年は忘れられない年になりそうだ。
綺麗事は好きじゃない。
言えるのは一つ。
『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』は面白い!
僕は彼等のように勝っている生き方がしたい。
なんじゃこりゃ!人の事とはまったく思えんぞ!
感動しながらもあまりに自分の事のようで見るのが辛くなってきたり…。
とりあえずEESファンの人は観るのが絶対条件!
観なかったらファンの権利は剥奪されます。
だらしない男達の愛すべき物語、バッファロー66以来に泣いたよ…。